ワキガ

ミラドライでワキガ治療!いくら掛かるの?保険は?

自分の体臭は気になるものです。しかし、自分の体臭は感じにくいからこそ、もしかしたら自分はワキガかも…と悩む人も多くいます。ワキガ治療には色々な治療方法がありますが、その中でも「ミラドライ」という方法が注目されているのを知っていますか?ミラドライとはどんな治療方法なのでしょうか?早速調べてみましょう!

 

ワキガってどんな症状なの?

「自分の体臭は臭くないだろうか?」「自分はワキガなのではないだろうか?」と考えたことはありませんか?

体臭は自分ではなかなか感じることはできないため、実はワキガなのではないかと悩んでいる人も多くいるのです。きちんとした診断は医療機関などで受けるべきではありますが、思い当たる部分がないと、医療機関に行くのもためらわれますよね。そこでワキガの症状とはどんなものなのか、自分にどれ位当てはまるのか確認してみましょう。

 

ワキガは腋臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれるもので、脇の下の皮膚にあるアポクリン腺から分泌される汗が強い匂いを出す体質のことを言います。アポクリン線から分泌される汗が皮脂等と混ざり、皮膚や脇毛の常在菌によって分解されることで強いニオイが発生するのです。

運動後などに感じる「汗臭さ」とはまた別の強いニオイなのですが、汗臭さをワキガだと勘違いしてしまう人もいるので、自己診断には注意が必要です。

 

ワキガと診断する方法には様々な方法があります。確実なのは、専門医による嗅覚での診断、切開をしてアポクリン腺を確認する方法です。自分でも診断し易いと言われている「耳垢が湿っているか」どうかで判断する方法ですが、これも思い込みなどで自己診断するのは危険です。あまりにも自分がワキガではないかと悩みすぎて、精神的に追い込まれてしまう人もいるほどですので、ワキガかどうかは、専門医の診断を受けるようにしてください。

 

確かに日本人の中ではワキガは少ないと言われていますが、ワキガは優性遺伝なため、人類全体ではワキガの人が多数派です。ワキガも軽度から重度まで程度がありますので、それに合わせてケアや治療を行うことが大切です。

 

 

ワキガの治療法は?

専門医にワキガの診断をしてもらったら、具体的な治療法が知りたくなりますよね。症状の程度によって変わりますが手軽に行えるケアから手術まで様々な治療方法があります。

 

では手軽なケア方法としてはどんなものがあるのでしょうか?

 

まずは脇毛の処理をすることが一番手軽な方法ではないでしょうか。ワキガは前述の通り、脇の下のアポクリン腺から出る汗が皮膚や脇毛にある常在菌によってニオイが発生します。脇毛が少なくなれば、常在菌も少なくなりますし、制汗剤を付けるときにもしっかりと密着させられるというメリットもあります。

 

もう一つは制汗剤を使うという方法も手軽です。汗を抑えることで、ニオイの発生をできるだけ防ぐ方法です。手軽に手に入るものでは、ドラッグストアで購入できます。制汗剤の種類にもよりますが、殺菌成分が入っていたり、香りが付いていたりするものも販売されています。

また、スプレータイプやクリームタイプ、ロールオンタイプ、シートタイプなど使う人に合わせて選ぶことができます。制汗剤がこれだけの種類が販売されていることでも、体臭のケアを気にしている人が多いことが分かるのではないでしょうか。

もちろん、医療機関で診断を受け、医療用の制汗剤を処方してもらう方法もあります。ワキガの程度に合わせて制汗剤も選んでみてください。

 

汗は体温調整など必要なものなので、汗を止める制汗剤はちょっと…という人は、殺菌をメインに考えるという方法もあります。汗をかいたらすぐに消毒用のアルコールで脇を拭いて常在菌を殺菌してしまうのです。

手軽ではありますが、消毒用のアルコールを持ってなくてはいけなかったり、汗を拭き取れる時間が取れないと、ニオイが強く出てしまうということもあります。また、皮膚にいる常在菌の中には、肌を守ってくれている菌もいるので、除菌をしすぎには注意が必要です。除菌だけでなく、アルコールは油分も取ってしまうため、肌が荒れることもあります。自分の肌の状態を確認して、かぶれているときなどにはアルコール消毒を控えるようにしましょう。

 

ワキガを医療機関で治療する方法もあります。具体的には、手術でアポクリン腺を切除・吸引する方法、ボトックス注射で汗を止める方法、マイクロ波で汗腺を破壊する方法等があります。

 

手術でアポクリン腺を切除・吸引する方法は、皮膚を切開して行うため、傷跡ができることや「手術は怖い」という人にはなかなか踏み切れない治療方法です。しかし、ニオイの原因となるアポクリン線を無くすことができるので、手術後にはワキガで悩むことはなくなります。ただし、アポクリン線の取り残しや、汗腺が発達中の若年層では汗腺が再び発達し、ワキガになる可能性があると言われています。

 

では、ボトックス注射はどうでしょうか?脇の下にボトックス・ボツリヌストキシンを注射することで、汗の分泌を抑えるという方法です。制汗剤に近い感覚になるかもしれませんが、ボトックス注射は3ヶ月から6ヶ月の継続効果があるのがポイント。制汗剤は毎日塗らないといけないものが多いですが、ボトックス注射なら長く効果が続きます。

 

マイクロ波で汗腺を破壊する「ミラドライ」という治療方法もあります。皮膚の上からマイクロ波を当てて中の汗腺を破壊する方法で、皮膚を切開したりする必要がありません。手術はちょっと怖いという人でも治療できる方法です。

 

 

ミラドライってどんな治療法?

では具体的に「ミラドライ」とはどんな治療法なのでしょうか?

マイクロ波を皮膚の上から照射することで、汗腺を破壊する方法です。美容外科や美容整形、美容皮膚科など、専用の機械が導入されている病院で治療を受けることができます。

 

ミラドライは脇の下を切開する必要がなく、マイクロ波を照射する方法なので、施術時間も切開する施術よりも時間が短めです。また傷口など作らないので、合併症のリスクもなく、日常生活に戻る時間も短くて済みます。また、ワキガの人は多汗症であることも多いのですが、ミラドライは汗腺を壊すので、多汗症の治療としても有効な治療法になっています。

 

ミラドライはマイクロ波の熱で汗腺を破壊すると前述しましたが、マイクロ波という言葉を聞いたことはありませんか?マイクロ波は電子レンジでも使われている技術で、水分に反応して熱が発生する特性を活かしています。電子レンジと違うのは、全体をまんべんなく温めるのではなく、汗腺に集中的に熱を加えるようになっていることです。施術後は脇の下が腫れることがありますが、切開手術のように傷口が残らないことも人気の理由になっています。

 

ミラドライでは汗腺に集中的に熱を加えているので、皮膚の下がヤケドしたような状態になります。個人差はありますが、麻酔を使っても施術時に痛みを感じる人もいるようですし、施術後も数日は痛みがあったという人もいるので、医師としっかりと相談をして、痛み止めを処方してもらってもいいかもしれません。

 

また、施術後は腫れている脇を冷やし、数日は飲酒や入浴、運動なども控えるようにしてください。また、炎症などを抑えるために塗り薬を処方されることが多いので、医師の指示に従って、忘れずに塗るようにしてください。

 

ミラドライは汗腺を破壊しているので、効果が半永久的に続くと言われているのもポイントです。ただし、まだ汗腺が成長している若い人だと、再発の可能性があるとも言われているので、施術を受けるタイミングも考えながら施術をしてもらうようにしましょう。

 

また、ミラドライはアメリカでFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けているので、安全性も認定されています。公的な機関でしっかりと認められているのも安心感がありますね。

 

 

ミラドライの治療料金は?

日常生活にも復帰しやすい。傷口を作らないので合併症のリスクも少なく、安全性も高い。メリットを知れば知るほど、ミラドライを受けてみたいと思う人も多いはずです。

では実際にミラドライを施術してもらう料金はどれぐらい掛かるのでしょうか?

 

平均では両脇1回の施術で30万円~40万円がミラドライの治療料金です。

汗腺を切除する手術などより、割高な料金ではありますが、前述したメリットを考えミラドライを選ぶ人もたくさんいます。

 

ミラドライは1度施術をしてもらうとかなりの効果が得られると言われていますが、中にはまだワキガのニオイが気になると、2回目以降の施術を望む人もいます。

 

そのため、多くの病院では、2回目以降には割引プランなどを用意していることが多いようです。2回目以降の治療が必要になるかもしれないと感じる人は、割引プランが用意されている病院を選ぶようにしてみてください。

 

ミラドライは保険適用される?

ワキガ治療は保険の適用がされるということを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?多くの病院で保険を使ってワキガ治療をしている人がたくさんいます。では、ミラドライはどうでしょうか?

 

残念ながらミラドライは保険適用外です。

 

様々なワキガの治療方法があることは前述しましたが、その中で保険適用なのは剪除法といわれる手術の中でも切開をしてアポクリン腺を切除する方法。切開してアポクリン線を吸引して取り除く吸引法は適用外にしているところが多いのが現状です。

 

ボトックス注射やミラドライなどは自由診療で治療を行われており、保険が適用されないため、治療費が割高になってしまうのです。

ワキガを治療するという同じ目的ではありますが、特別な機器が必要だったり、美容目的に近いと判断されるものは保険が効かない傾向があるようです。

 

もちろん、料金は治療を受ける上で大きな部分ではありますが、費用が抑えられるからという理由で、安易に保険適用の治療法を選ぶのではなく、傷口のことや、日常生活への復帰のしやすさなど、自分のライフスタイルに合わせて治療法を選び、その治療をしてくれる信頼できる病院を選ぶことが大切です。

 

まとめ

体臭は誰かに指摘するのも、指摘されるのも辛く感じる問題です。親しい間柄でもなかなか「臭いがキツイ」と言われるのは傷つきますし、言うのも勇気がいることです。

 

ニオイを指摘したことで相手との関係が崩れてしまうことがあるぐらいデリケートな問題でもあります。

 

とは言え、目に見えないニオイで周りの人に迷惑を掛けるのもイヤですよね。もしかして自分はワキガなのかもしれないと感じたのであれば、まずは一人で悩まずにワキガ治療を行っている病院で診断してもらうことが大切です。

 

皆さんは「スメハラ」という言葉を聞いたことがありますか?スメルハラスメントの略語で、ニオイによって周りに迷惑を掛けることを言います。体臭のケアをしないために、周りに迷惑をかけてしまうことだと思っている人もいますが、それだけでなく、香水を付けすぎたりするのもスメハラになります。体臭を気にする人はケアを気にしすぎるあまり、香水をたくさん使ってごまかそうとする人もいます。しかし強すぎる香水もスメハラになりますので、やはり、適切な診断、治療を受けて、自分に合ったケアの仕方を学ぶということも大切です。

 

ワキガには、軽度、中度、重度とニオイの強さによって程度が分けられています。自分がどの程度のワキガであるかによって、ケアの仕方も変わることを知っておきましょう。重度の人が軽度の人の治療方法、軽度の人が重度の治療方法をしても、充分な効果が得られません。この程度による治療も病院を受診して、治療法を学んでいくことも大切なのです。

 

また、ワキガの問題は本人も気にしすぎてしまうという精神的な部分にも及ぶ事があります。本当は臭っていないのに「臭いのではないか」と思い込んで過剰にケアをするようになってしまったり、間違ったケアが余計にニオイを強くしてしまうこともあるのです。

例えば「ニオイが出ているのではないか」と思ったときに、緊張して汗が出てきてしまうことがあります。その汗がニオイを出していると余計に焦り、さらに汗が出るという悪循環に陥ってしまうのです。あまりにも自分の体臭に過敏になってしまっていると感じるのであれば、心療内科などで治療を受けることも視野に入れてみてください。

 

ワキガで悩んでいる人はたくさんいますが、多くの人が適切な治療やケアを行えば、ニオイをかなり抑えることができます。全ての人に体臭はありますので、自分だけが強いニオイを発しているのではないかと悩むのではなく、自分の体臭も個性と捉えながら、気持ちを楽にして、周りに迷惑をかけない程度に治療やケアを行っていくようにしましょう。

 

ワキガ

わきがとは?

単なる汗のニオイではなく、鼻にツンとくるニオイが特徴のわきが。

めずらしい症状ではなく、日本中で多くの方が悩んでいます。最近ではわきが専門の薬や、外来などが出来ていますが、まだまだ多くの人がそのニオイに悩んでいるのが現状です。

わきがの原因とはなんなのか、治療方法はどのようなものがあるのか。

この記事ではこれらのことをご紹介していきたいと思います。

 

わきがの原因とは?

【人間が汗をかくメカニズム】

わきがのあの独特なニオイは汗のニオイからきています。

まず人間がかく汗には2種類あります。

・エクリン汗腺

・アポクリン汗腺

この2つの汗腺から出る汗です。このうちワキのニオイに関係があるのは、アポクリン汗腺から出る汗になります。

 

エクリン汗腺から出る汗は、サラサラしているのが特徴です。身体が熱さを感じた時、体温調節の為にかく汗になります。

この仕組には自律神経がかかわっています。自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」というものがあります。この内、身体のアクティブな部分を司ドツ交感神経が、体温上昇を完治して、エクリン汗腺に信号を送ることによって発汗します。

辛いものや熱いものを食べたり、精神的な緊張からくる汗も、このエクリン汗腺から出る汗になります。

 

アポクリン汗腺から出る汗はベタベタしていて、ニオイを発するのが特徴です。

動物がアピールする際にニオイを発しますが、アポクリン汗腺の汗はその名残だと言われています。つまりフェロモンの役割を果たしていたのです。

動物は自分とは違うニオイに惹かれるという本能を持っています。相手を確認するために使われた手段が「ニオイ」だったのです。

この汗の発生には興奮物質である「アドレナリン」が影響していると言われます。アドレナリンは、喜んだり、怒ったりという激しい感情の起伏によって発生します。そのアドレナリンによって、アポクリン汗腺から汗が分泌されるのです。

汗そのものは無臭なのですが、このアポクリン汗腺から出る汗にはタンパク質や脂質などが含まれています。この成分を皮膚に常在する菌が食べることにより分解され、その時にニオイを発するようになるのです。これに皮脂が混ざりあうと、更に強烈なニオイを発するようになります。

このアポクリン汗腺は、ワキ・耳・鼻・デリケートゾーン・おへそ周りに集中しています。特にワキの下には毛が生えており、この毛が汗を留める役割も果たすので、湿度が高まり、細菌が繁殖しやすくなります。そのためニオイを発生させる物質が増加するという悪循環に陥ってしまう場合もあります。

 

【わきがの原因1 食生活】

わきがになる人は日本より、欧米に多いと言われています。その違いは食生活によるものが大きいとされます。

肉類や脂肪分の多い食事などは、皮脂腺やアポクリン汗腺を活発にされる働きがあります。

反対に魚類や穀物や野菜などにはビタミンやポリフェノールなどが多く含まれ、これらの物質はわきがの体質改善に有効とされています。

現在の日本人は、魚中心の和食から肉中心の欧米化の食事に移行する人が多く、そのためわきがに悩む人も増えているのではと考えられています。

ですが、生まれ持ったアポクリン汗腺の数は食事を変えても増加はしません。ニオイの強い人はこのアポクリン汗腺の数が元々多く、思春期を迎えるころに粒が大きくなります。そしてニオイを発生しやすい食事をとることによってニオイが強くなっていくのです。つまりニオイが気になる人は、野菜もしっかり取るなどバランスのいい食事を心がけることが大切です。

 

【わきがの原因2 ストレス】

ストレスは万病の元と言われるように、身体に様々な不調をひきおこします。

わきがもその1つで、ストレスを感じるとアポクリン汗腺から汗が出やすくなると言われています。

またワキの汗やニオイを気にすればするほど、汗が止まらないという悪循環にも陥りがちです。

 

【わきがの原因3 遺伝】

わきがの原因となるアポクリン汗腺が元々多い方がいます。その量は遺伝する、と言われています。

アポクリン汗腺の量が多い程、汗の量も増える為、ニオイもそれに比例して強くなってしまいます。

しかしもちろんアポクリン汗腺の数が多い方全てが、わきがになるというわけではありません。

 

【わきがの原因4 肥満】

肥満の人はそうでない人に比べて、ニオイの強い汗をかきやすいと言われています。

また痩せている人に比べて体内の熱を放出しづらく、体温を下げるため、汗を多量にかきます。

この時にでる汗はエクリン汗腺からのものですが、多量にかくことによってアポクリン汗腺からの汗のニオイも一緒に拡散することになってしまいます。

その為、身体全体がくさく感じてしまうことがあります。

 

わきがの症状

わきがのニオイは様々なニオイに言い表されます。

ネギ・ごぼう・酢・香辛料……その種類は様々ですが、いずれも不快なニオイとして表されます。

日本人は元々体臭が少なく、きれい好きの人が多い国です。その為、少しのニオイでも異質なものとして扱われ、悩む人が多いとされています。

 

【わきがのセルフチェック方法】

わきがのニオイは、軽症ですと自分で気づかない場合もあるようです。

そこで自分でできるセルフチェック方法として以下のようなものがあります。

耳垢が湿っているか?

わきがに悩んでいる人の多くは、耳垢が湿っていると言われています。

耳垢には乾燥したタイプの「コナ耳」、湿っているタイプの「アメ耳」と2つのタイプがあります。わきがの人は圧倒的に後者が多いとされます。

これは耳の中には、わきがの原因であるアポクリン汗腺が多いためです。耳の中にこのアポクリン汗腺が多いということは、ワキの下にも多い可能性が高いとされています。

このチェックは、綿棒につく耳垢が湿り気を帯びているかどうかで確認することができます。

 

服のワキの部分が黄ばんでいるかどうか

わきがの原因であるアポクリン汗腺の汗は「リポフスチン」という黄色い色素を含む成分が含まれています。わきが体質の人はワキの部分が黄ばんでしまうことが多いようです。

またアポクリン汗腺からでる汗は、粘り気がありベタベタしているので、シミにもなりやすいです。

しかしこの黄ばみはデオドラントスプレーの使いすぎでもつくとこがありますので、わきがのチェックをする際には使用しないほうが無難でしょう

 

家族にわきが体質の人がいるか

アポクリン汗腺の量は遺伝すると言われています。その確率は3割で、両親ともわきが体質だった場合はと80%以上にものぼるといわれています。

 

ワキ毛などの体毛が濃いか

性別によってワキ毛とアポクリン汗腺の関係は違うと言われています。

女性の場合、1本の毛穴から2本の毛が生えているような毛のしっかりしている人は、アポクリン汗腺が多いとされています。

男性の場合は猫のようにふわっとしたワキ毛が広範囲に生えている人はアポクリン汗腺が多いとされます。

またフェロモンを発する為にあったアポクリン汗腺は、デリケートゾーンや肛門、乳輪などにもあるため、これらの部位の毛が濃いかどうかも、わきが体質かどうかの参考になります。

 

わきに白い粉のようなものがついているか

デオドランドスプレーなど何もつけていないのに、ワキに白い粉のようなものがついている場合は、わきがの可能性が高いです。この白い粉のようなものは、アポクリン汗腺からの分泌物が結晶となったものです。

 

汗をかきやすいかどうか

わきがの独特のニオイは、アポクリン汗腺から汗が出て初めて発生するものです。それ故、汗をかく機会の多い人はそれだけ症状も深刻になります。

ただ多量の汗をかくだけなら、「多汗症」という別の病気の可能性もあります。

 

以上のセルフチェックで当てはまる項目の多い方は、わきが体質の可能性が高いといえます。しかしこちらのセルフチェックはあくまで自己判断になりますので、ニオイで悩んでいる方は早めに病院に行かれることをおすすめします。

 

わきがの治療方法

次にわきがの治療方法を紹介します。わきがの治療方法は多岐にわたります。完治するには、アポクリン汗腺を取り除く手術が必要になります。

ですが、手術は怖いという方が大半だと思われます。

軽症から重症の方までの、症状にあった治療方法をご紹介します。

 

【そもそも何科にいけばいいの?】

わきがは皮膚疾患の1つですから、最初に相談する場所としては皮膚科が一般的です。

皮膚科ならほとんどの診療を保険適応で受けることができます。検査やボトックス注射などの治療も皮膚科で受けることができます。

 

ただし手術などを視野にいれるなら、形成外科や美容外科などの専門のクリニックに行くこともあります。こうした医療機関は自由診療を行っているので費用は高いですが、治療の選択の幅が広いことが特徴です。どうしてもわきがを完治させたい! という強い意志をもっておられる方は、最初からわきがの治療を専門としている外科に行くのも1つの手段と言えるでしょう。

 

【わきがの治療 軽度の方】

軽度のわきがの治療には塗り薬や飲み薬を使います。

 

塩化アルミニウム液

塩化アルミニウム液はティッシュやコットンなどに染み込ませて、ニオイの気になる部分に塗ります。デオドランド剤のような使い方ですが、薬局で売られている市販のものより濃度が高くわきがのニオイを抑える効果があります。

汗のかいていない状態で塗る、その後1時間程度は汗をかかない状態を保ちます。早い人だと2~3日、通常では1週間ほどで効果が表れます。

一旦効果が表れると、1日1回塗ることで1週間程度は効果が持続されると言われています。

臭化プロバンテリン(プロバンサイン)

保険が適用される内服薬です。汗の出る時の伝達物質であるアセチルコリンの分泌を抑える作用があります。多汗症の治療薬としても使用されています。ですが、副作用で口の乾き、便秘、胃腸障害などの症状がでることもあります。

自律神経に働きかける飲み薬

わきがの方は、「臭ったらどうしよう」という不安を抱えてらっしゃる方が多く、その不安が更なる発汗を促してしまうことがあります。そのため、ニオイに対する不安や恐怖心を和らげる飲み薬が処方されることがあります。

しかし飲み続けると眠気やふらつきなどの副作用が出ることもあるため、必ず医師の指導を受けることが重要です。

 

 

【わきがの治療 軽度~中度の方】

ボトックス注射

ボツリヌス菌の毒素を注射します。毒素といっても、これは細菌の作り出すタンパク質で、美容外科でもシワやたるみ、小顔治療などにも用いられます

このボツリヌス菌の毒素をワキの下に注射し、発汗の元となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺の働きを抑制します。直接わきがのニオイには作用しませんが、汗の量を減らすことによって不快感を減少させることができます。

また長時間ワキを乾燥させた状態に保つことによって、細菌の繁殖を抑制し、ニオイを軽減させる効果があります。また多汗症とわきがを併発している方も多く、「ニオイがしたらどうしよう……」という不安による発汗にも改善が認められます。

この注射は皮膚を切ることなく効果を発揮するので、「切らないワキガ治療」としても知られています。治療時間も10~20分程度と短く、治療当日から普段と変わらない生活をすることができます。効果は早い方で翌日、多くの方が2~3日で効果が実感できます。また一度注射すると、治療後の効果は長く続き、個人差はありますが、半年~1年ほど続きます。

保険が適用される場合は1万円~3万円程度、保険が適用されない場合は10万円以上の費用がかかります。

気になる注射の痛みですが、こちらも個人差があり「まったく痛くなかった」「ちくっとした痛みがした」という方から「かなり痛かった」という方まで様々です。

ですが病院によっては、麻酔をしてくれるところもあるので、一度病院に確認してみることをオススメします。

また胎児に対する安全性は確立していないので、妊娠の可能性のある方は注意が必要です。

 

電気凝固法

ボトックス注射同様、切らない治療法として注目されています。

電気凝固法は、細い電極針をワキの毛穴一本一本に刺していきます。そこに高周波電流を流して、ワキの毛を脱毛するとともに、皮脂腺やアポクリン汗腺を破壊します。汗よりもニオイをなんとかしたいという方や、永久脱毛もしたいという方にはこちらの方法はおすすめです。

アポクリン汗腺の破壊は手術に比べると弱いですが、多くの人が効果を実感されている方法です。

一回の施術時間は30分程度です。個人差はありますが、2~3ヶ月に一度の治療を2~6回行います。局所麻酔をするので、痛みを感じることはほとんどありません。また施術したその日から、普通の生活をすることができます。

デメリットは自由診療なので料金が高いことです。病院によって差がありますが、大体15万円~程度になります。

似たような方法としてレーザー脱毛が引き合いに出されることがあります。これはワキの毛を減らすことによって、汗がたまることを防ぎ、細菌の繁殖を減らすことができます。それによって結果的にニオイを減らすことに繋がるからです。

ただ電気凝固法はアポクリン汗腺まで破壊するために、深くまで針を入れる方法です。ワキガを本気でなんとかしたいと思ったら、レーザー脱毛ではなく、電気凝固法を選ぶ方が無難と言えるでしょう。

 

 

【わきがの治療 中~重度の方】

中度から重度の方にはやはり手術の方法が有効になります。手術にもいくつか種類があり、医師自身が直接部位を見ながら行う「直視下手術法」と部位を見ずに機械で行う「非直視下手術法」があります。

 

直視下手術法

「剪除法(せんじょほう)」

この方法は、現在最も多くの病院で行われている方法です。効果の出方が比較的安定していると言われています。

ワキの下を3~5センチ程切開し、アポクリン汗腺と皮脂腺を1つ1つ手で取り除いていきます。

ニオイの元となる汗が出るアポクリン汗腺を確実に除去できる方法です。ですが他の手術に比べて傷跡が大きいというデメリットもあります。ですが最近では手術の後がほとんど目立たないように処置してくれる病院もあります。

手術の時間は片側1時間程度かかります。熟練の医師でもアポクリン汗腺を全て手作業で取り除くには時間がかかるので、この手術を行う時は、片ワキずつすることが推奨されています。この手術を行った後は、できるだけワキを動かさない方が治りが早いので、片側ずつの方が患者側にとってもメリットがあります。

費用は30万~程度かかりますが、保険が適用できる場合もあります。保険が適用されると数万円程度の負担で手術を受けることができます。まずは一度医師に相談してみるおいいでしょう。

 

非直視下手術法

「皮下組織吸引法」

ワキの下に1センチ程度の穴を空けて、そこからカニューレと呼ばれる細い管を入れます。そのカニューレを通して、ニオイの元となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂線などを吸い取ります。

脂肪吸引などに近いイメージです。

ワキの下に小さな穴を開けるだけなので傷跡は目立ちません。そして剪除法よりも広い範囲で行うことができます。ですがデメリットとして、直視下手術法よりもアポクリン汗腺が残ることが多く、再発率が高いことがあげられます。

剪除法では90%と高い確立で効果がきたいできますが、吸引法では30~40%程度しか効果がないというデータもあります。

また保険が適用されまず、費用は15万円~程度かかります。

 

「超音波吸引法」

上記の皮下組織吸引を改良した手術法です。カニューレでアポクリン汗腺をとるのではなく、超音波を発生させ、その熱でアポクリン汗腺やエクリン汗腺を破壊し、吸引します。

手術自体は簡単なので多くのクリニックで行われています。

皮下組織吸引法より効果は高いと言われますが、こちらも全てのアポクリン汗腺を取り除くことは難しいとされます

またこちらも再発率が高く、結局再手術が必要になってくる場合もあります。また火傷などのリスクがある場合もあります。

費用は皮下組織吸引法よりも少し高く、18~30万円程度かかります。

 

「皮下組織削除法」

高速移動するカミソリの刃で、汗腺組織を削り取る方法です。

ワキの下を1センチ程切開し、皮膚の表面をローラー上の器具で転がし、カミソリ部分で皮下組織とアポクリン汗腺とエクリン汗腺を削り取ります。

傷口は小さいですが、ワキを1週間程度固定する必要があります。また回復まで時間がかかる場合があります。また取った皮膚の厚みで汗腺が取れたか判断するので、実際は汗腺を取り残しているケースもあります。

費用は保険がききませんので、20万~40万円程度かかります。

 

わきがの手術まとめ

以上で紹介した方法が、現在行われているわきがの手術の例です。

どの手術方にもメリットやデメリットがあります。またどの手術にも、医師の腕と経験が結果を大きく左右します。

どうしても手術でないとだめなのか? 自分にあっている方法なのか? その医師と信頼関係を築けているか? などを事前のカウンセリングなどでちゃんと納得してから行うことがポイントです。

 

わきだけではない「すそわきが」

わきがというとワキのニオイを思い浮かべますが、実はあの独特のニオイがするのはワキだけではありません。

わきがのニオイの元となるアポクリン汗腺はデリケートゾーンや乳輪などにも存在します。そして、デリケートゾーンからニオイがするものを「外陰部臭症」通称「すそわきが」といいます。

基本はわきがと一緒の症状で、デリケートゾーンにあるアポクリン汗腺から出る汗がニオイの原因となります。

 

【すそわきがの特徴】

ワキのわきがで悩んでいる人はすそわきがも併発していることが多いとされます。この症状は男性よりも女性に見られることが多いです。それは女性の場合、特に生理中に蒸れたり、細菌が繁殖してわきが臭が強くなることがあるからです。

またわきがと同様、食生活によってニオイが変わるとされます。脂っこいものや、肉、乳製品、にんにくなどのニオイの強烈なものを食べると、陰部のニオイが強くなる場合があります。

すそわきがでお悩みに方はこれらの摂取を控え、魚や野菜などを多く摂り、バランスのいい食事を心がけることが大切です。また体調が悪い時も、ニオイが強くなる傾向にあるので、無理をしないで安静にするようにしましょう。

このニオイが気になって人間関係が築けない……と悩む方も多いとされます。

 

【すそわきがの治療法】

すそわきがのニオイのもととなるのは、汗やおりもの、経血などがあげられます。皮膚にいる常在菌がこれらをエサとして、繁殖しニオイを発生させます。

簡単な方法として陰部を清潔にすることによって、これらのニオイを抑えることができます。

たとえばトイレに行った際には、こまめにビデで陰部を洗い流すとよいとされます。また生理中は余計に蒸れますので、ナプキンをこまめに変えるといいでしょう。ショーツも通気性の良いものにすることをオススメします。

ですがニオイが気になるからと、お風呂で陰部を洗いすぎるのは禁物です。ゴシゴシ洗うことによって、皮膚に必要な善玉菌や常在菌まで洗い流されてしまいます。この常在菌が減ると、逆にニオイの元となる細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

これらをしてもニオイが減らない場合はやはり病院に行くしかありません。手術まではいかなくても、飲み薬やボトックス注射で治る場合があります。

また電気凝固法も、すそわきがには高い効果があるとされています。

 

わきが情報まとめ

ここまでわきがの原因、そして症状、治療法などをご紹介してきました。

わきがに悩んでいる日本人は多くいます。

手術とまでいかなくても、治療方法は沢山ありますので、まずは病院で一度相談されてみてはいかがでしょうか。

ワキガ

切らないわきが治療とは?種類、価格は?

自分の体臭が気になった経験はありませんか?もしかして自分はワキガなのかも…と思っている人は意外に多いものです。でも実際に治療を受けるとなるとちょっと大変そうですよね。ワキガの治療法にもたくさんの種類がありますし、最近では手術を行わないで治療をする方法もあります。切らないワキガ治療とはどんなものなのでしょうか?

 

ワキガ治療にはどんな方法があるの?

自分の体臭は自分で感じることが難しいため、「もしかして自分の体臭は強いのではないか」と悩む人がたくさんいます。気が付きにくいからこそ自己診断でワキガだと思いこんでしまう人もいるほどです。

自分で勝手にワキガだと思いこんで、自己流のケア方法などを行っていても症状が改善するとは限りません。やはり、医療機関でしっかりとワキガかどうかを確認してもらうことが大切です。

実際に治療を行うときには、ワキガの治療を行っている皮膚科、美容外科、美容皮膚科、美容整形などの医療機関で診断を受けることが最初の一歩です。

では、ワキガだと診断された後は、どんな治療を行うのでしょうか?

ワキガは軽度、中度、重度とニオイの強さによって分けられています。この程度によって適切な治療方法は異なってきます。軽度の人が重度のワキガ治療をしても、重度の人が軽度の治療をしても、充分な効果が得られないどころか、さらにニオイが強くなってしまうこともあるのです。受診した医療機関で自分の症状がどのぐらいのレベルのものなのかをきちんと確認し、適切な治療方法を相談するようにしましょう。

ワキガはアポクリン腺から出る汗が皮脂などと混ざり、皮膚や脇毛の常在菌に分解されることで強いニオイが発生してしまうことが原因です。つまり汗をかかなければ強いニオイが出ないということでもあります。

そこで手軽に行えるケアでは、ドラッグストアなどで販売している制汗剤を使う方法があります。種類もたくさんあり、スプレータイプ、クリームタイプ、ロールオンタイプ、シートタイプなど、それぞれの使いやすさに合わせて選ぶことができます。ワキガではない人も汗臭さを防ぐために使っています。エチケットとして使っていることが多いので、取り入れやすいですよね。

他にも常在菌を殺菌して匂いを防ぐために、汗をかいたら、消毒用アルコールで脇を拭くという方法もあります。こちらは汗を防ぐのではなく、汗を分解する常在菌を除菌してニオイを防ぎます。しかし消毒用のアルコールは、肌を守ってくれている常在菌も殺菌してしまうことになりますし、アルコールは肌に必要な油分まで除去してしまう可能性があります。肌荒れ等が起きる可能性もあるので肌の状態をきちんと確認しながら行うようにしてください。

医療機関で行ってもらう治療には、ボトックス注射や、アポクリン腺を切除・吸引する手術、マイクロ波を使ってアポクリン腺を破壊するミラドライ等があります。

また、医療機関でも塗り薬や飲み薬などで症状を抑えるという方法もあるので、病院で自分に合った治療法を相談してみましょう。

 

切らないワキガ治療が注目されている!

ワキガを治療したいと思っていても、実際に肌にメスを入れる手術はちょっと怖いという人もたくさんいるでしょう。では切らないワキガ治療にはどんなものがあるのでしょうか?

前の項で説明した中で切らないワキガ治療となるのが、制汗剤を使うもの、除菌するもの、ボトックス注射、ミラドライ、塗り薬、飲み薬等があります。

制汗剤や除菌するようなものは、ドラッグストアなどにも豊富に揃っています。自分の症状などに合わせて選んでみてくださいね!しかし、制汗剤や除菌を使う場合、手軽ではありますが、効果が短いことと根本治療ではないことも頭に入れておくと良いでしょう。

医療機関で受ける治療の中にも切らないでワキガ治療ができるものがあります。例えばボトックス注射も切らない治療です。しわ取りなど美容目的の治療として有名でもあるボトックス注射ですが、脇の下にボトックス注射をすることで汗を抑えることができるのです。

ただし、ボトックス注射も根本治療ではありません。3ヶ月から6ヶ月ぐらい効果が持続するので、毎日制汗剤を使うほど手間は掛かりませんが、効果が切れる頃にはまた注射を行わなければなりません。また、ボトックス注射は保険適用ではなく、自由診療で医療機関などによっても価格が違います。安全に施術をしてくれる信頼できる医療機関を見つけて、治療を受けてみてください。

 

さらに切らないワキガ治療として最近人気が出ているのがミラドライです。このミラドライは電子レンジでも使われているマイクロ波を利用した治療方法で、マイクロ波の熱を集中的に当てることで脇の下の汗腺を破壊する方法です。こちらはミラドライ用の専用機器が必要で、導入している病院で施術を受けることができます。残念ながら保険適用はされず、保険適用の治療に比べると料金が掛かります。大体1度の施術で充分な効果が得られると言われていますが、2回目以降の治療を望む人もいるようです。2回目以降も治療を望む可能性があると感じるのであれば割引プランを用意している所もあるので、自分に合わせて選んでみてください。

塗り薬には「塩化アルミニウム液」が使われることが多いようです。基本的には制汗作用がメインとなる薬なのですが、人によっては肌に合わない事があるようですので、肌に異変を感じたときには医師と相談をしてください。

飲み薬としては「臭化プロバンテリン(プロバンサイン)」が使われることが多いようです。こちらも汗を抑える働きがある薬です。しかし、目や口の渇きや尿の出が悪くなるなどの副作用があるので、継続的な使用というのはリスクがあると言われています。塗り薬同様、使用に関しては医師の指示に従うようにしてくださいね。

 

切らないワキガ治療が人気の理由とは?

 

保険適用でワキガの根本治療ができる方法があるのを知っていますか?脇を切開して目で確認しながらアポクリン腺を切除する剪除法という方法です。料金も抑えられますし、確実な治療法でもありますので、こちらの治療でも良いと判断する人もいますが、「体に傷口が残るのはイヤだ」「手術は怖い」「傷口ができるということは合併症の危険もあるのでは…」など剪除法のメリットとデメリットを比較して、できれば切らないワキガ治療を望む人が増えているのです。

剪除法は脇の下を切開するという話をしましたが、約4センチから5センチぐらい切開を数本入れることが多いようです。アポクリン線を切除した後に、脇を縫い合わせるのですが、その縫い合わせる医師の技術によって傷跡が目立たないか、目立つかが変わってくるとも言われています。

実際に切らないワキガ治療であるミラドライは、傷口ができないので、合併症のリスクが低くなりますし、日常生活への復帰も手術よりも早くなります。働いている人であれば、会社を長く休むのも難しい場合も多いでしょう。そんなときにも切らないワキガ治療という選択肢があるのは嬉しいですよね。

個人差はありますが、ミラドライも施術後に数日~数週間脇の下が腫れたり、痛みがあるという人もいます。どんな施術にもメリットとデメリットがあります。それをきちんと比較し、検討して、自分が納得できる治療法を選ぶことが大切です。

 

 

切らないワキガ治療のメリットとデメリット

切らないワキガ治療にももちろんメリットとデメリットがあります。早速それぞれの治療法のメリットとデメリットを確認していきましょう。制汗剤や除菌でのケアのメリットは何と言っても手軽であること。ドラッグストアやコンビニでもケア用品が販売しているので、簡単に手に入れることができます。

デメリットは根本治療ではないので、悩んでいる間はずっとケアを毎日し続けなければならないということです。最近は、ワキガでない人も、汗臭くならないように一般的なエチケットとして制汗剤を使っている人が多くいますので、それほど大変だとは感じないかもしれませんね。

次にボトックス注射はどうでしょうか?メリットは一度の注射で3ヶ月から6ヶ月の継続的な汗を止める効果があるということでしょう。毎日制汗剤などを使わなくても良くなるので、制汗剤に比べると楽だと感じる人も多いようです。

一方デメリットとしては、こちらも根本治療ではないこと。そして、効果が切れる頃には定期的に注射をしなくてはならないこと。自由診療の場合が多いので、制汗剤に比べると費用が掛かるということが挙げられます。

ミラドライのメリットは、汗腺を破壊してくれるので、施術を行えば、それ以降ワキガの心配をしなくて済むというのが最大のメリットでしょう。傷口もできませんし、日常生活への復帰も早いので、人気を集めています。デメリットとしては、専用の機器がある医療機関でしか施術をしてもらえないこと。そして汗腺が発達途中の若い人だと再発する可能性があると言われています。また、自由診療なので高い料金が掛かってしまうことも知っておきましょう。

飲み薬や塗り薬のメリットは、保険適用の薬がもらえることと医療機関で処方してもらうので、相談しながら自分に合った薬が使えることではないでしょうか。また、飲み薬、塗り薬共に手軽に使えるというのも嬉しいですね。

しかし、デメリットももちろんあります。飲み薬、塗り薬は根本治療ではなく、処方される薬には副作用があります。継続的な使用は避けたほうが良いと言われています。必ず、医師と相談をして、適切に使うようにしてくださいね。

 

ワキガ治療の料金は?

 

保険適用と保険適用外でワキガの治療の料金は大きく変わります。

 

まずは保険適用のワキガ治療の料金を調べてみましょう。

剪除法は保険適用であるという話をしましたが、保険診療ができる病院で施術を受ける必要があります。自分が受診する病院で保険が使えるかどうか、剪除法を自由診療ではなく、保険適用で施術してもらえるかを確認するのを忘れずに!

剪除法は保険診療の場合、両脇で平均4万円~7万円ぐらいの料金がかかります。剪除法を自由診療で受けると、両脇で平均20万円~40万円ぐらい掛かると言われていますので、保険適用されている医療機関で受診するようにしてくださいね。

次に塗り薬はどうでしょうか?病院で処方された保険適用される薬もあります。他にも薬局などで購入できる塗り薬もあります。代表的な「塩化アルミニウム液」は取り扱っている薬局などもあり、内容量にもよりますが、1000円~3000円ぐらいで手に入れることができますよ。

次に飲み薬は、保険適用の臭化プロバリテリンなどが使われることも多いようです。しかし、この飲み薬には副作用があります。制汗作用はあるのですが、口や鼻の乾燥、尿の出が悪くなると言った副作用が表れることがあります。また、発汗させる伝達物質の働きを抑える薬なので、継続的な使用は勧められていません。また、処方箋が必要な薬なので、医療機関と相談しながら使うようにしてください。

 

まとめ

ワキガで悩んでいる人の多くが、治療をしたいと思っているはずです。しかし、ワキガを治療するというのも恥ずかしいと感じる人も多いようです。ニオイの問題はデリケートですから、治療をしている、または治療していたと知られるのもツラく感じる人もいるのです。

ワキガであることで悩みすぎて精神的に落ち込んでしまう人がいるぐらいです。ワキガであることを悩みすぎていると、汗をかくと臭うのではないかと悩み、焦りさらに汗が出てしまうという悪循環に陥ってしまうのです。もちろん、ワキガを治療することも大切ですが、精神的にツライと感じるようであれば、心療内科を受診することも視野に入れると良いでしょう。

その中で手術などの切る治療法では、傷口が見えたりすることで治療の痕跡が見えてしまうことを気にする人もいます。だからこそ切らない治療法というのが注目され、人気を集めています。

もちろん切らない治療法にもメリット、デメリットがあることを説明しましたが、自分のワキガの状態を確認し、どんな治療法がベストなのかを医師と相談をしながら決めていくことが大切です。

まずは、ワキガだと悩んでいるのであれば、ワキガの治療を行っている医療機関で診断、相談をしてみてください。

ワキガ

これが本当のワキガの原因!

ワキガに悩む人にとって、自分はなぜワキガになってしまったのかという原因は気になるのではないでしょうか?生まれた時からワキガだったという人はなかなか聞きませんよね。成長ととともにワキガなのではないか?と感じ始める人が多いのです。では急にワキガになるなんてことはありうるのでしょうか?ワキガの原因に付いて調べてみましょう!

 

ワキガのメカニズム

体臭が気になる人の中には「自分はワキガではないか」と思う人は多いようです。誰しもが暑かったり、運動したりすると汗をかきますよね。汗をかいて放置していれば、ワキガの人も、ワキガではない人もニオイが強くなるのは仕方のないことです。しかしワキガは汗臭いニオイとは異なる、強く独特のニオイがするものです。

なぜ、独特の強いニオイがするのでしょうか?

 

ワキガの原因は、脇の下の皮膚の下にあるアポクリン腺という汗腺から出る汗が皮脂などを混ざり、皮膚や脇毛にいる常在菌が汗を分解するときに強いニオイを発生させるからです。そのため、このアポクリン線の数が多く、大きい人はワキガである可能性が高いと言われています。

 

自分が本当にワキガかどうかはワキガ治療を行っている医療機関で診断してもらうことが大切です。ワキガだと思っている人の多くが自己診断でワキガだと思いこんでいる人が多く、実はワキガではないということが意外にあるものです。

 

また、ワキガには、軽度、中度、重度と程度が分かれています。ワキガで悩んでいる人の多くは重度だと思いがちで、本当は軽度なのにも関わらず自分の判断で重度の治療をしている人もいます。正しい治療が行えないと充分な効果が得ることができず、むしろニオイを強くしてしまうことすらあるのです。程度によって治療法も変わりますが、この程度もきちんと医療機関で診てもらわないと分からないものです。自己診断をするのではなく、専門医師に見てもらえるようにしましょう。

 

ワキガの原因って?

ワキガのメカニズムの項でも説明しましたが、ワキガはアポクリン腺という汗腺が原因であるという話をしました。

では、アポクリン腺というのは誰でもあるものなのかが気になる所ですよね。実は、アポクリン線は誰にでもあるそう。しかし、その数や大きさによって強いニオイを出すかが決まるといいます。

 

ではアポクリン腺はどんなところに存在するのでしょうか?

脇の下や陰部、肛門、乳輪、耳の中などにもアポクリン腺はあります。その場所のアポクリン腺が多く、大きいと汗をかくと強いニオイが出てしまう可能性があります。

 

自分では気が付きにくい上に、他人に嗅いでもらうのは抵抗のある場所ばかりですよね。その為、相談もしにくいですし、診察を受けるのもためらってしまう人もいるでしょう。しかし、そのままでは治ることはありません。

 

ずっと悩むよりは、信頼の置ける医療機関で診察を受けて治療をする方が精神的にも楽になるかもしれません。治療をしたいという気持ちがあるのであれば、医療機関で相談してみることから始めてみましょう。

 

ワキガはうつる?

幼い頃には自分はワキガではなかったのに、成長と共に体臭が強くなった気がしてワキガだと悩み始めた人はいませんか?

急にワキガになったと感じる人は多いようで、もしかして誰かにうつされたのではないかと思ってしまう人もいると言います。

 

本当にワキガはうつってしまうのでしょうか?

 

答えはいいえです。ワキガは近くにいてもうつることはありません。

ワキガの人が着ていた服を借りたりするとワキガがうつるという話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。もしかしたら服に染み込んだニオイがそのような錯覚を起こさせるのかもしれません。

 

なぜ急に体臭が強くなってしまったと感じるのでしょうか?

それには理由があります。ワキガはアポクリン腺という汗腺が原因だという説明をしました。このアポクリン腺が発達するのが、成長期であるため、思春期を境に「ワキガになった」と感じる人が多いのです。

 

ただし、思春期はワキガでなくても、体臭が強くなる時期であると言われています。成長期には汗腺だけではありません。例えばニキビなどがたくさん出るのも皮脂やホルモン分泌の量が変わることから、たとえワキガではなくても体臭が強くなる傾向があるようです。

そのため、急に体臭が気になるようになって、ワキガだと思いこんでしまう人が多いのです。

 

成長期に急にワキガになったと感じるのは、アポクリン線が発達する時期と重なるのであながち間違いではありません。しかし、誰かからうつされたのではないかと思うのは間違いです。ワキガはうつらないということを覚えておきましょう。

 

また、思春期はニオイに敏感になる時期でもあります。さらに人間関係でも悩みを抱える時期でもあります。そのため、自分が臭うのではないか、周りの人のニオイがキツイと感じることで、一気に関係性が崩れてしまうこともあるデリケートな問題に発展することもあるのです。そのため、ワキガだと診断を受けたときにできるだけ早く治療を受けたいと思う人もいると思います。しかし、成長期のワキガの治療には注意が必要です。

 

成長期はまだまだ汗腺が発達中であるため、手術やミオドライ等、アポクリン線を切除、破壊するような根本治療を行っても、またアポクリン線が発達して、再発してしまう可能性があるのです。

 

とは言え、現在悩んでいるのに何もしないというのは辛いことでしょう。根本治療とはなりませんが、汗腺がしっかりと成長しきるまでは、制汗剤や除菌などでニオイが抑えるという方法が良いでしょう。

 

しかし、中度から重度のワキガの人は、制汗剤などではニオイが抑えきれないという人もいます。制汗剤に比べて効果が高いワキガ専用のクリームなどを使ってみたり、それでもニオイが抑えられない、気になる場合には、医師と相談の上、ボトックス注射で脇の汗を抑えるという方法もあります。

 

ボトックス注射は個人差がありますが、3ヶ月から6ヶ月効果が持続します。効果が切れた頃に定期的に注射をしなくてはいけませんが、制汗剤などと併用することでかなりのニオイを抑えられると言われています。成長期でまだ手術をしても再発の可能性が高い場合には、先のことを考えながら治療法を選ぶと良いでしょう。

 

 

ワキガは予防できる?

体から強いニオイがするというのは、誰しもが避けたいと思うことでしょう。だったらワキガを予防する方法はないのでしょうか?

 

残念ながら、ワキガ自体を予防することはできません。しかし、ニオイを抑えたり、対策をすることはできます。

 

では、日常生活でニオイを抑えるためにはどんな方法があるのでしょうか?

ワキガはアポクリン腺から出る汗が、皮膚や脇毛の常在菌が分解して強いニオイを発生するのが原因です。そこで、できるだけ常在菌を減らすために脇毛を処理するとニオイが軽減できます。

 

さらに、清潔にしておくことも大切です。お風呂でニオイが出る場所を洗って清潔にしましょう。ただし、ゴシゴシ強く洗ってしまうと肌を傷つけてしまう可能性があるので、注意をしてくださいね。消臭効果、殺菌効果のある石鹸を利用するとよりニオイが抑えられますよ!

 

食べ物によっても体臭が変わるのを知っていますか?欧米の人は体臭が強いという話を聞いたことはありませんか?それは欧米人のワキガである人数が多いこともありますが、食生活も影響しているのです。例えば肉料理や油分の多い料理、乳製品、ジャンクフードなどは体臭を強くすると言われています。

他にもニラ、にんにくなどの強いニオイがする食べ物、アルコールなども取り過ぎには注意が必要です。

 

また、タバコ、コーヒーなどもワキガのニオイを強くすると言われています。こちらも吸いすぎ、飲み過ぎには注意しましょう。

 

では具体的にどんな食べ物を食べたらいいのかというと、和食が好ましいと言われています。とはいえ、なかなか体臭のために好きなものを我慢するというのは大変です。もちろん肉料理が全てダメというわけではなく、野菜と肉などをバランス良く食べ、偏った食事をしないことが大切です。

 

制汗剤もただ付ければ良いというものではありません。付け方によっては効果が薄れてしまいます。効果的な付け方も知っておきましょう。

 

まず付けるのはお風呂に入った後やデオドラントシート、除菌シートなどで拭き取って、体が清潔なときに制汗剤を付けましょう。ニオイが強いと感じる人はスプレーやシートタイプではなく、脇にしっかりと密着するクリームタイプで、ワキガ専用のものを選ぶようにしましょう。

 

また、注意点として制汗剤には香りがついているものが販売されていますが、ワキガの人は香りつきのものは選ばない方が良いでしょう。香りとワキガのニオイが混ざると余計に強いニオイになってしまうことがあるからです。香りが付いていたほうがワキガをごまかせると感じるかもしれませんが、無香料タイプのものを選ぶようにしてくださいね!

 

 

ワキガは遺伝する?

なぜワキガになるのかという原因は説明しましたが、アポクリン腺が多い、大きいというのはどうやって決まるのでしょうか。

これは遺伝によるものです。ワキガは優先遺伝します。片親がワキガである場合、子供がワキガになる確率は5割、両親がワキガの場合には8割にも及びます。

 

日本人ではワキガの人は10人に1人~2人ぐらいの割合でいると言われています。アフリカ系の人はほとんどの人がワキガであると言われていますし、欧米の人達も10人に8~9人がワキガであると言われています。

外国人は体臭が強いと言われているのは、ワキガであることも原因なのかもしれませんね。

 

日本人ではワキガであることを悩む人もいるかもしれませんが、人類的な見方をすればワキガは多数派ですし、日本でも少ないと言われてはいますが、1割以上の人がワキガなのです。ケアや治療をしながら、上手にワキガと付き合っていくことも大切です。

 

また、自分がワキガで悩んだり、苦しんだ経験を持つ人は、子供に遺伝してしまうのではないかということでまた悩むこともあります。もちろん、ワキガは優先遺伝なので、子供もワキガになる可能性があります。しかし、もし子供にワキガが遺伝したとしても、自分の経験を活かして適切なアドバイスをすることだってできるはずです。

 

また医療は日々進歩しています。将来的にはもっと手軽で効果的な治療法が見つかる可能性だってあります。

また、今でもワキガは手術などを受けて治療をすることができます。確かに遺伝してしまうと言うのは心配ではありますが、両親がワキガでも2割はワキガにならない可能性もありますし、片親だけであれば、半分はワキガにならないと前向きに考えることも大切ですよ!

 

まとめ

小さい頃は体臭で悩んだことなどなかったのに、成長期を期に体臭で悩み始める人はたくさんいます。それは成長期にホルモンの分泌量が変わったり、ワキガでなくても体臭が変わる時期でもあるからです。

さらに、ワキガの人はアポクリン腺が大きくなり、発達したことが原因で、強いニオイがしてきてしまうのです。

 

また、昔より体臭を気にする人が増えたのは、食生活が変わったというのも一因であるとも言われています。日本はいろんな食事ができる場所です。日本食はもちろん、欧米の食事、東南アジアの料理など世界中の料理が楽しめますよね。でも、この食事が多様化したことで体臭がキツくしてしまった原因になっているとも言えるのです。

いろんな食事を楽しめることはもちろん素敵なことではあるのですが、欧米の食事が増えたことで、油分や肉料理に偏ってしまった人が、体臭やワキガ臭を強くしていることも頭に入れておくと良いでしょう。偏った食事ではなく、バランス良く食べることで、体臭も良い影響が出るということを知っておきましょう。

 

女性はホルモンのバランスが崩れやすい生理中などにもワキガのニオイが強くなると言われていますので、生理中などには、念入りにケアをしておくと安心ですよ!

 

ワキガの原因は、アポクリン腺だということが分かってもらえたのではないでしょうか?ケア用品も治療もどんどん種類が増え、効果も高いものが販売されています。医師と相談をしながら、自分に合ったものを選んでいきましょう。

ワキガ

もしかしてワキガ?自分でできるチェック方法

ワキガではないかと思ったときに、確実に調べる方法は専門の医療機関で診断を受けることですが、診断を受ける前に自分である程度のことは知っておきたいと思う人もいるでしょう。そこで、自分でチェックできる方法を紹介します。自分がワキガだと思っている人はついつい思い込みで診断してしまう可能性もあります。セルフチェックも冷静に判断するようにしてみてくださいね。

 

  • ワキガの診断方法とは?
  • 自己診断の危険性
  • 医療機関へ行く前にセルフチェックをしたい
  • 医療機関で診断してもらうメリット
  • デリケートな問題だからこそ起こること
  • まとめ

 

ワキガの診断方法とは?

自分の体臭がキツイのではないかと感じたことがある人は、必ず一度は「ワキガなのではないか?」と思ったことがあるでしょう。しかし、実際には汗臭さであったり、ワキガではない体臭の強さだったりすることもあります。

 

では、どうやってワキガかどうかは診断されるのでしょうか?

ワキガはワキガ治療をしている医療機関で診断を受けます。皮膚科や美容外科、美容皮膚科、形成外科などでも行っていることがあるので、まずはその医療機関でワキガ治療を行っているのかを問い合わせたり、調べてから受診すると良いでしょう。

 

でじは、実際に病院ではどんな検査が行われるのでしょうか?これは病院によって異なる部分もありますが、多くの場合は耳垢のチェック、ガーゼなどを脇にしばらく挟んでから実際にそのガーゼのニオイを確認する。血液検査、問診などで行われていることが多いようです。

 

耳垢チェック

ワキガの人は耳垢が湿っている場合が多いのです。その理由としては、ワキガはアポクリン腺という汗腺から出る汗が皮脂と混ざり、皮膚や脇毛に付いた常在菌が分解することによって強いニオイが出ます。このアポクリン腺の大きい人、多い人がワキガになる可能性が高いと言われています。そのアポクリン腺は耳の中にも存在し、アポクリン線が大きく、多い人は耳垢が湿った感じになるのです。

もちろん耳垢が湿っている全ての人がワキガであるわけではなく、耳垢が乾燥しているからといって、ワキガではないというわけでもありませんが、湿っている人の方が、ワキガである可能性は高いと言われています。

 

ニオイでの確認方法

医療機関によって異なりますが、一定時間脇にガーゼなどを挟んで脇のニオイなどを染み込ませ、しばらくしてからガーゼのニオイを嗅ぐという方法です。これは、ワキガ特有のニオイや程度を確認するのにも必要です。

例えば、ワキガだと思っているけれども、実は汗臭さや、食生活によって体臭が強くなっている人、また持病によって独特の体臭を出している人など、ワキガではないのにワキガだと思いこんでいる人がいるからです。

 

血液検査

持病等も含め検査をしていきます。例えば、病気によっては独特のニオイが発生することがあり、その病気のニオイをワキガだと思いこんで診断を受けに来ている場合があるからです。例えば、糖尿病や腎臓病なども独特のニオイがする病気として知られています。もし既に分かっている持病があるのであれば、あらかじめ医師に話しておくことも大切です。

 

問診

問診ではワキガは遺伝するため、両親がワキガであるかどうかなどを質問されることが多いようです。実際にワキガであるかどうか、軽度、中度、重度の程度の話、治療するのであれば、治療法の説明などを受けることになるでしょう。

 

 

自己診断の危険性

ワキガに限らないですが、きちんとした診断方法があるにも関わらず、自分で勝手にワキガだと判断することは危険でもあります。

もちろんワキガは体臭というデリケートな問題でもあるので、医療機関に行くのも恥ずかしいと感じてしまう人が多いのも分かります。

しかし、自己診断してしまうと、危険な場合があるのです。

 

例えば、前述した別の病気の可能性です。病気の中には独特の体臭が出るものがあります。糖尿病は甘酸っぱいような体臭がするようになったり、腎臓系の病気になると、アンモニア臭がするようになったり、肝臓を患っている人はカビのようなニオイ、胃腸が悪い人は卵の腐敗臭がしたり、便秘によって便の腐敗臭がしたりすることもあるのです。

 

これを勘違いして自己診断で「私はワキガなのだ」と思い込んでしまったらどうなるでしょうか?本来は早期に治療ができたかもしれない病気が見過ごされてしまう可能性があるのです。

 

ワキガであることはもちろん悩ましいことではありますが、それによって重大な病気が見落とすことのないように、自己診断で完結するのではなく、やはりきちんと病院に行って診断を受けるということが大切だということを覚えておきましょう。

 

 

医療機関へ行く前にセルフチェックをしたい

医療機関できちんと診断を受けるにしても、その前に自分でチェックしておきたいと思う人も多いのではないでしょうか?

セルフチェックは大切なことです。例えば、医療機関に行って「ワキガかどうか調べてください」と何も知らずに行くよりも、どういう点が気になって自分がワキガではないかと思ったのかを説明できるので、問診のときにも役立つはずです。

 

では、ワキガのセルフチェック項目を紹介していきます。

まずは耳垢が湿っているかどうか。これはプールに入った時やお風呂で耳に水が入った時などではなく、常に耳垢が湿っているかどうかをチェックしてみてください。

耳垢が湿っている人はワキガである可能性が高いと言われています。

しかし、ワキガの人全員が湿っているとは限りません。耳の湿り気もワキガの原因と言われているアポクリン腺が原因なのですが、耳のアポクリン腺は多いけれど、脇の下のアポクリン線は小さく少ないという人もいるからです。もちろん逆に耳のアポクリン線は少ないけれど、脇の下のアポクリン線は大きく、多いという人もいます。

耳垢が湿っているからといって、ワキガとは限らないということも知っておきましょう。

 

白い洋服を着ていると、脇部分が黄ばんできてしまうという経験はありませんか?そういう人もワキガである可能性があります。アポクリン腺から出る汗が衣類に付き、黄色から茶色のシミを作ってしまうのです。

しかし、これも必ずしも白いシャツが黄ばむからといってワキガであるとは断言できません。というのも、制汗剤の成分が原因でシャツが黄ばんでしまうこともありますし、洗濯で皮脂汚れが取り切れなくて黄ばんでしまうということもあるからです。

こちらも白いシャツの脇部分が黄ばんでしまうからといって、ワキガであるとは限らないということも知っておきましょう。

 

ワキガは遺伝するので、両親のどちらかがワキガであるという場合は遺伝している可能性があります。片親がワキガの場合は5割、両親がワキガの場合は7~8割の確率でワキガになる可能性があります。

 

汗をかいた後に、何も付けていないのに脇に白い粉のようなものが付くという人はワキガである可能性が高いと言われています。この白い粉はアポクリン腺から出た汗が結晶化したものと言われています。

ただし、これも制汗剤などをつけている場合は、制汗剤が結晶化したものの可能性があります。何も付けていない状態でも白い粉が付く場合は、ワキガの可能性が高いので、医療機関で相談してみると良いでしょう。

 

また、脇毛が濃い人や汗をよくかく人もワキガの可能性が高いとも言われていますが、これも個人差があります。ただ単に汗をよくかく多汗症である場合もありますし、脇毛が濃くてもワキガではない人もいます。

 

セルフチェックの項目を紹介しましたが、やはり個人差も大きいですし、自分で確定的な診断をすることは難しいのが現状です。あくまで医療機関に行く前の参考程度のチェックとして捉えておくほうが、良いかもしれませんね。

 

医療機関で診断してもらうメリット

ワキガはデリケートな問題が故に、ワキガではないにも関わらず「ワキガだ」と思い込んでしまう人がいます。

セルフチェックの項目でも説明しましたが、必ずしもチェックの項目に当てはまる人がワキガであるとは断言できるものはありません。

 

しかも、ワキガではないかと感じている人は、往々にして「チェック項目に当てはまっている」と思い込みがちです。もちろん、実際にワキガである可能性もありますが、ワキガでない可能性もあるのです。

 

それを客観的な目で診断してくれるのがワキガの治療を行っている医療機関なのです。

ワキガの治療を行っている医療機関では、今までも多くの患者さんを診ているので、その人が本当にワキガなのか。もしかしたら他の病気が原因で体臭が強くなっているのを勘違いしている可能性もふくめて、客観的に診断をしてくれます。

 

特にワキガであると思い込んでいる人の中には精神的に「自分の体臭がキツイ」と思い込んでいる人もいます。医療機関であれば、そういった患者さんもたくさん診ていますから、例えば心療内科への受診を勧められるということもあるのです。

 

また、実際にワキガであると診断されても、その後、適切な治療を受けることができるというのも、医療機関に行くことのメリットでもあります。

 

ワキガには、軽度、中度、重度と程度が分かれています。その程度に合わせた治療法を行わないと、ニオイが消えるどころか強くなる可能性もあるのです。医療機関で診てもらえば、程度や本人の体質や希望に合わせて治療をすることができます。自己診断では、自分に適切な治療法は判断ができませんし、何よりも手術などで根本治療を行いたいときには、医療機関で行うことになります。

 

確かにワキガはデリケートな問題で、医師であっても相談がしにくいと思う人もいますが、ずっとワキガで悩むのであれば、思い切って医療機関で受診をして治療法を含め相談をしてみることが大切ですよ!

 

デリケートな問題だからこそ起こること

体臭の問題はデリケートな問題だということは繰り返しお話してきました。職場や学校内で「他の人に迷惑をかけているのではないか」や「臭いと思われているのではないか」と気にするあまり、周りと上手く関係性を築けなくなる人もいるぐらい、難しい問題に発展することもあるのです。

 

最近は治療も進歩し、制汗剤や薬も進化しているので、たとえワキガであっても、ニオイを軽減することができるようになってきました。

しかし、ワキガの治療を受けている人の中には、本当は治療できているのに「まだニオイがする」と感じてしまう人がいるのです。

 

例えば、根本治療であるアポクリン線の切除・吸引をし、治療が完了したはずなのに、「まだワキガのニオイがする」と再び治療を望む人がいるのです。もちろんアポクリン線の取り残しや、成長期の手術だったため、汗腺が発達してきて再びワキガになってしまったという場合もあるかもしれませんが、ワキガに悩んでいる人の中には何度治療をしても満足しないという人がいると言います。

 

確かに、体臭というのは他人が感じるものと自分が感じるものは違うのですが、治療をしても効果が感じられないというときには、精神的な部分である可能性もありますので、心療内科などで相談をするという選択肢も必要になります。

 

体臭というデリケートな問題だからこそ、起こることですね。

 

まとめ

ワキガのセルフチェックの方法についてお話しましたが、なかなか自分ではチェックすることが難しいことが分かってもらえたのではないでしょうか。

あくまで確定診断は医療機関で行い、セルフチェックは参考程度にしておく方が良いでしょう。

 

ワキガで悩んでいると、治療に行く最初の一歩を踏み出すのも勇気がいることかもしれません。しかし、ワキガ治療には様々な治療法があります。

手軽に使えるワキガ専用のクリームもワキガの程度に合わせて使えるものがありますし、根本治療をしたい人には、手術という方法もあります。保険が適用される剪除法でワキガを治している人もいます。

手術はちょっと怖いという人は、汗を止めるボトックス注射をしたり、切らないワキガ治療として最近人気のミオドライという方法もあります。

 

ワキガを治療している医療機関では、患者の程度と希望に合わせて治療法を選ぶことができますし、また将来的にも治療法も増えていく可能性があります。

そんなときにも、医療機関でならどんな治療なのか、効果があるのかなども相談しながら治療を進めることができますよね。

 

デリケートな問題だからこそ、自分で勝手に判断をするのではなく、信頼の置ける専門の先生を見つけて治療を行っていきましょう!