ワキガ

これが本当のワキガの原因!

ワキガに悩む人にとって、自分はなぜワキガになってしまったのかという原因は気になるのではないでしょうか?生まれた時からワキガだったという人はなかなか聞きませんよね。成長ととともにワキガなのではないか?と感じ始める人が多いのです。では急にワキガになるなんてことはありうるのでしょうか?ワキガの原因に付いて調べてみましょう!

 

ワキガのメカニズム

体臭が気になる人の中には「自分はワキガではないか」と思う人は多いようです。誰しもが暑かったり、運動したりすると汗をかきますよね。汗をかいて放置していれば、ワキガの人も、ワキガではない人もニオイが強くなるのは仕方のないことです。しかしワキガは汗臭いニオイとは異なる、強く独特のニオイがするものです。

なぜ、独特の強いニオイがするのでしょうか?

 

ワキガの原因は、脇の下の皮膚の下にあるアポクリン腺という汗腺から出る汗が皮脂などを混ざり、皮膚や脇毛にいる常在菌が汗を分解するときに強いニオイを発生させるからです。そのため、このアポクリン線の数が多く、大きい人はワキガである可能性が高いと言われています。

 

自分が本当にワキガかどうかはワキガ治療を行っている医療機関で診断してもらうことが大切です。ワキガだと思っている人の多くが自己診断でワキガだと思いこんでいる人が多く、実はワキガではないということが意外にあるものです。

 

また、ワキガには、軽度、中度、重度と程度が分かれています。ワキガで悩んでいる人の多くは重度だと思いがちで、本当は軽度なのにも関わらず自分の判断で重度の治療をしている人もいます。正しい治療が行えないと充分な効果が得ることができず、むしろニオイを強くしてしまうことすらあるのです。程度によって治療法も変わりますが、この程度もきちんと医療機関で診てもらわないと分からないものです。自己診断をするのではなく、専門医師に見てもらえるようにしましょう。

 

ワキガの原因って?

ワキガのメカニズムの項でも説明しましたが、ワキガはアポクリン腺という汗腺が原因であるという話をしました。

では、アポクリン腺というのは誰でもあるものなのかが気になる所ですよね。実は、アポクリン線は誰にでもあるそう。しかし、その数や大きさによって強いニオイを出すかが決まるといいます。

 

ではアポクリン腺はどんなところに存在するのでしょうか?

脇の下や陰部、肛門、乳輪、耳の中などにもアポクリン腺はあります。その場所のアポクリン腺が多く、大きいと汗をかくと強いニオイが出てしまう可能性があります。

 

自分では気が付きにくい上に、他人に嗅いでもらうのは抵抗のある場所ばかりですよね。その為、相談もしにくいですし、診察を受けるのもためらってしまう人もいるでしょう。しかし、そのままでは治ることはありません。

 

ずっと悩むよりは、信頼の置ける医療機関で診察を受けて治療をする方が精神的にも楽になるかもしれません。治療をしたいという気持ちがあるのであれば、医療機関で相談してみることから始めてみましょう。

 

ワキガはうつる?

幼い頃には自分はワキガではなかったのに、成長と共に体臭が強くなった気がしてワキガだと悩み始めた人はいませんか?

急にワキガになったと感じる人は多いようで、もしかして誰かにうつされたのではないかと思ってしまう人もいると言います。

 

本当にワキガはうつってしまうのでしょうか?

 

答えはいいえです。ワキガは近くにいてもうつることはありません。

ワキガの人が着ていた服を借りたりするとワキガがうつるという話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。もしかしたら服に染み込んだニオイがそのような錯覚を起こさせるのかもしれません。

 

なぜ急に体臭が強くなってしまったと感じるのでしょうか?

それには理由があります。ワキガはアポクリン腺という汗腺が原因だという説明をしました。このアポクリン腺が発達するのが、成長期であるため、思春期を境に「ワキガになった」と感じる人が多いのです。

 

ただし、思春期はワキガでなくても、体臭が強くなる時期であると言われています。成長期には汗腺だけではありません。例えばニキビなどがたくさん出るのも皮脂やホルモン分泌の量が変わることから、たとえワキガではなくても体臭が強くなる傾向があるようです。

そのため、急に体臭が気になるようになって、ワキガだと思いこんでしまう人が多いのです。

 

成長期に急にワキガになったと感じるのは、アポクリン線が発達する時期と重なるのであながち間違いではありません。しかし、誰かからうつされたのではないかと思うのは間違いです。ワキガはうつらないということを覚えておきましょう。

 

また、思春期はニオイに敏感になる時期でもあります。さらに人間関係でも悩みを抱える時期でもあります。そのため、自分が臭うのではないか、周りの人のニオイがキツイと感じることで、一気に関係性が崩れてしまうこともあるデリケートな問題に発展することもあるのです。そのため、ワキガだと診断を受けたときにできるだけ早く治療を受けたいと思う人もいると思います。しかし、成長期のワキガの治療には注意が必要です。

 

成長期はまだまだ汗腺が発達中であるため、手術やミオドライ等、アポクリン線を切除、破壊するような根本治療を行っても、またアポクリン線が発達して、再発してしまう可能性があるのです。

 

とは言え、現在悩んでいるのに何もしないというのは辛いことでしょう。根本治療とはなりませんが、汗腺がしっかりと成長しきるまでは、制汗剤や除菌などでニオイが抑えるという方法が良いでしょう。

 

しかし、中度から重度のワキガの人は、制汗剤などではニオイが抑えきれないという人もいます。制汗剤に比べて効果が高いワキガ専用のクリームなどを使ってみたり、それでもニオイが抑えられない、気になる場合には、医師と相談の上、ボトックス注射で脇の汗を抑えるという方法もあります。

 

ボトックス注射は個人差がありますが、3ヶ月から6ヶ月効果が持続します。効果が切れた頃に定期的に注射をしなくてはいけませんが、制汗剤などと併用することでかなりのニオイを抑えられると言われています。成長期でまだ手術をしても再発の可能性が高い場合には、先のことを考えながら治療法を選ぶと良いでしょう。

 

 

ワキガは予防できる?

体から強いニオイがするというのは、誰しもが避けたいと思うことでしょう。だったらワキガを予防する方法はないのでしょうか?

 

残念ながら、ワキガ自体を予防することはできません。しかし、ニオイを抑えたり、対策をすることはできます。

 

では、日常生活でニオイを抑えるためにはどんな方法があるのでしょうか?

ワキガはアポクリン腺から出る汗が、皮膚や脇毛の常在菌が分解して強いニオイを発生するのが原因です。そこで、できるだけ常在菌を減らすために脇毛を処理するとニオイが軽減できます。

 

さらに、清潔にしておくことも大切です。お風呂でニオイが出る場所を洗って清潔にしましょう。ただし、ゴシゴシ強く洗ってしまうと肌を傷つけてしまう可能性があるので、注意をしてくださいね。消臭効果、殺菌効果のある石鹸を利用するとよりニオイが抑えられますよ!

 

食べ物によっても体臭が変わるのを知っていますか?欧米の人は体臭が強いという話を聞いたことはありませんか?それは欧米人のワキガである人数が多いこともありますが、食生活も影響しているのです。例えば肉料理や油分の多い料理、乳製品、ジャンクフードなどは体臭を強くすると言われています。

他にもニラ、にんにくなどの強いニオイがする食べ物、アルコールなども取り過ぎには注意が必要です。

 

また、タバコ、コーヒーなどもワキガのニオイを強くすると言われています。こちらも吸いすぎ、飲み過ぎには注意しましょう。

 

では具体的にどんな食べ物を食べたらいいのかというと、和食が好ましいと言われています。とはいえ、なかなか体臭のために好きなものを我慢するというのは大変です。もちろん肉料理が全てダメというわけではなく、野菜と肉などをバランス良く食べ、偏った食事をしないことが大切です。

 

制汗剤もただ付ければ良いというものではありません。付け方によっては効果が薄れてしまいます。効果的な付け方も知っておきましょう。

 

まず付けるのはお風呂に入った後やデオドラントシート、除菌シートなどで拭き取って、体が清潔なときに制汗剤を付けましょう。ニオイが強いと感じる人はスプレーやシートタイプではなく、脇にしっかりと密着するクリームタイプで、ワキガ専用のものを選ぶようにしましょう。

 

また、注意点として制汗剤には香りがついているものが販売されていますが、ワキガの人は香りつきのものは選ばない方が良いでしょう。香りとワキガのニオイが混ざると余計に強いニオイになってしまうことがあるからです。香りが付いていたほうがワキガをごまかせると感じるかもしれませんが、無香料タイプのものを選ぶようにしてくださいね!

 

 

ワキガは遺伝する?

なぜワキガになるのかという原因は説明しましたが、アポクリン腺が多い、大きいというのはどうやって決まるのでしょうか。

これは遺伝によるものです。ワキガは優先遺伝します。片親がワキガである場合、子供がワキガになる確率は5割、両親がワキガの場合には8割にも及びます。

 

日本人ではワキガの人は10人に1人~2人ぐらいの割合でいると言われています。アフリカ系の人はほとんどの人がワキガであると言われていますし、欧米の人達も10人に8~9人がワキガであると言われています。

外国人は体臭が強いと言われているのは、ワキガであることも原因なのかもしれませんね。

 

日本人ではワキガであることを悩む人もいるかもしれませんが、人類的な見方をすればワキガは多数派ですし、日本でも少ないと言われてはいますが、1割以上の人がワキガなのです。ケアや治療をしながら、上手にワキガと付き合っていくことも大切です。

 

また、自分がワキガで悩んだり、苦しんだ経験を持つ人は、子供に遺伝してしまうのではないかということでまた悩むこともあります。もちろん、ワキガは優先遺伝なので、子供もワキガになる可能性があります。しかし、もし子供にワキガが遺伝したとしても、自分の経験を活かして適切なアドバイスをすることだってできるはずです。

 

また医療は日々進歩しています。将来的にはもっと手軽で効果的な治療法が見つかる可能性だってあります。

また、今でもワキガは手術などを受けて治療をすることができます。確かに遺伝してしまうと言うのは心配ではありますが、両親がワキガでも2割はワキガにならない可能性もありますし、片親だけであれば、半分はワキガにならないと前向きに考えることも大切ですよ!

 

まとめ

小さい頃は体臭で悩んだことなどなかったのに、成長期を期に体臭で悩み始める人はたくさんいます。それは成長期にホルモンの分泌量が変わったり、ワキガでなくても体臭が変わる時期でもあるからです。

さらに、ワキガの人はアポクリン腺が大きくなり、発達したことが原因で、強いニオイがしてきてしまうのです。

 

また、昔より体臭を気にする人が増えたのは、食生活が変わったというのも一因であるとも言われています。日本はいろんな食事ができる場所です。日本食はもちろん、欧米の食事、東南アジアの料理など世界中の料理が楽しめますよね。でも、この食事が多様化したことで体臭がキツくしてしまった原因になっているとも言えるのです。

いろんな食事を楽しめることはもちろん素敵なことではあるのですが、欧米の食事が増えたことで、油分や肉料理に偏ってしまった人が、体臭やワキガ臭を強くしていることも頭に入れておくと良いでしょう。偏った食事ではなく、バランス良く食べることで、体臭も良い影響が出るということを知っておきましょう。

 

女性はホルモンのバランスが崩れやすい生理中などにもワキガのニオイが強くなると言われていますので、生理中などには、念入りにケアをしておくと安心ですよ!

 

ワキガの原因は、アポクリン腺だということが分かってもらえたのではないでしょうか?ケア用品も治療もどんどん種類が増え、効果も高いものが販売されています。医師と相談をしながら、自分に合ったものを選んでいきましょう。